内野まさる「ひと・福祉・環境」へ真っしぐらです
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まつり
 市役所がその運営にいささかでも関わっている「まつり」は比較的規模の大きなものでは7つほどあります。
 その代表格である「えびなふるさとまつり」は、昭和40年代に都市化が進み、他地域から転入されてきた市民が多くなった時期に、海老名市を「ふるさと」と思っていただきたいという願いを込めて市が主導して始められたものです。
 これらのまつりはいずれも各種団体や市民組織で構成する実行委員会が運営していますが、市民のまつりとするためには、実態としてまだまだ市役所の関与する部分が大き過ぎると思っています。
 ふるさとまつり以外にも「産業まつり」や「緑化まつり」など、さまざまな目的で始まったまつりがありますが、これらを統廃合しようという議論は私の就任以前から行われてきました。
 ただし、それぞれのまつりにはそれなりの目的や積み重ねがあり、理屈では割り切れない要素で成り立っていると言っても過言ではありません。
 市では一連のまつりについて昨年見直しを行いましたが、ごく一部を除きこれまでどおり継続すると決定しています。
 ところで、こうしたまつりに比べ、地域の神社などの祭礼は100年単位の奥深い歴史を持っており、まつりの実行は地域の方々に代々受け継がれるとともに、お囃子は伝統芸能であり、皆で繰り出す神輿の中には文化財的なものも存在します。
 もともと宗教的行事であるまつりですが、注目すべきはその運営であり、地域の方々が交代で役員を務め、まつりを実行する体制が整っています。
 多くの人々は、神事とは関係なくまつりによって季節を味わい、地域住民同士の連帯を再確認するのであり、地域にとって欠かせないイベントとなっています。
 今後、「えびなふるさとまつり」などの運営についても、地域のこれら伝統あるまつりに学び、市民が主体となり運営するまつりとして発展していくよう、その歴史と伝統づくりが必要だと思っております。
 そして、市役所はまつりの参加団体の一つに過ぎない存在となることが理想と考えます。
市長 内野 優



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