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都市ブランド
みなさんは企業ブランドについてはよく知っておられても、「都市ブランド」または「ブランド都市」という言葉はあまりお聞きになったことはないでしょう。
ブランド都市の例を挙げれば、本県では鎌倉市が第一に挙げられるのではないかと思います。
頼朝による鎌倉幕府が開かれた土地として多くの歴史的文物が存在するとともに、美しい海岸線や四季を彩る緑に恵まれ、明治以降は多くの文人墨客が移り住んだことでも有名です。
こうした都市ブランドはその土地や住民が持つ資質に加え多くの積重ねによる結果であって、決して人為的かつ意図的に創り出すことはできないとされてきました。
しかし、私は海老名市でこれを人為的に創り出す試みをしたいと考えています。すでに16年度中に研究を開始し、今年6月には報告書が提出されました。
それによれば、海老名の魅力は「交通の結節点で利便性が高い」、「生活の利便性が高い」、「自然環境が良い」の3点で、都市化部分と自然が残された部分を兼ね備えた都市は多くはない、という研究結果です。
これをもとに海老名市のブランド化のターゲットは、あらゆる可能性を試す「フィールド」、あらゆる夢に挑戦できる「フィールド」として確立することで、たとえばマイホームを持つ夢を実現する場所、起業する場所などとして都市の魅力を拡大していくことがブランド都市化への道であると報告されています。
この都市としての魅力と可能性は、このほかにもかなりあると思います。
古くから住民のみなさんには新しいもの、先進的なものを取り入れる開放的かつ進取の気性があることや大化の改新のころから水に恵まれた都市で、海老名駅前はかつて水路が水田の間に縦横に整備され、今でもその美田が残っていることなど数多くの魅力があります。
都市ブランドの目的は、住んでいる人が海老名を愛し、誇りに思えること、他都市の住民が住みたいと思える都市にすることであり、「住みたい、住み続けたい海老名」実現の効果的な手法のひとつとして取り組んでいきたいと考えています。
市長 内野 優
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