内野まさる「ひと・福祉・環境」へ真っしぐらです
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実のある回答
 昭和四十八年度から始まった「市長への手紙」制度は今年で三十二年目を迎えますが、私も歴代市長が行ってきたように、すべての手紙と担当部署の回答案文に目を通しています。
 担当からの回答案文にはいろいろと注文をつけることが多いのですが、その際に大切にしている姿勢は「実のある回答と具体的な対応」です。
 たとえば、自宅の前の市道を舗装して欲しい、という内容の手紙が来たときはまず現場確認のうえ、回答内容にその市道の舗装工事をするかしないか、施工する場合はその具体的時期を、当面舗装工事を行わないならばその理由を明確に記述するよう求めます。
 これらの作業に伴い、中には内容が不十分なため二度三度と担当へ戻す回答案もあり、手紙を出された市民の方には回答が遅くなってしまうこともあります。
 私は、市長への手紙に書かれたことは「氷山の一角」と考えており、一人の市民が書いてこられた内容と同様のお考えを持っておられる方は少なくともその数十倍はおられると思っております。
 平成十六年度の市長への手紙受付総数は四百二十五通でした。これらの手紙に書かれた意見、要望、苦言、提言はすべて読ませていただきましたが、最近は市道整備などの要望が減少してきており、これは地域自治会が住民の声を聞いて自治会要望として市へ提出することが多くなっていることと関連していると思います。
 反面、公共施設の使い勝手に関する要望などが多くなっており、これについては十八年度から始める指定管理者制度への移行や従来からの管理運営体制の柔軟な見直しと改善・改革により対応していきたいと考えます。
 これまでにも市長への手紙から職員が刺激を受けた結果、改善・改革が行われている事業は多く、この制度は古いものではありますが、今後も市民のみなさんの声を聴く有効な手段の一つであり続けるものと思います。
 今後も古くてもいいものは守り、改革すべきは迷うことなく改革しながら、日々、市政を運営したいと思います。
市長 内野 優



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